EM技術交流会

昨日、北陸EM普及協会の南先生にお越しいただき、EM菌での除草についての研究の解説と講演をしていただきました。

講演を聞いて一番感銘を受けたのは、「雑草にも役割がある」という事でした。
今まで目の敵にしていた雑草にもそれぞれ役割があり、その役割を理解することで除草につなげることが出来るという内容でした。

例えば、オモダカやコナギはどういう所に生えるか?そしてその土地でどういう役割を担っているのか?を知れば、オモダカやコナギを生やすことなく栽培が出来るという事です。

オモダカは肥え過ぎた土地に生え、コナギは昨年度の稲株が未熟のまま残っている場所に生えるそうです。そこで稲が吸収できない分の養分を吸収してくれるのだそうです。
植物は共生し合っていますから、納得のいく説明だと感心しました。

それさえわかれば、元肥を抑制したり、EM菌で稲株を完熟に分解したりすればほとんど生えないとの事。
この様な具体的な事例をたくさん聞かせて頂きました。
まだまだ研究段階の部分もあるとの事でしたが、これだけでも有機農家にとっては大変貴重な内容だったと思います。

今後は吉田農園のスタイルに合わせてアレンジしてみて、良い結果を得られれば良いなと思います。
今年から来年にかけて実施して除草対策、それに伴う増収を目指して励みたいと思います。

佐藤

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