「食べれば食べるほど健康で長生きするようなお米を作りたい」この様な思いで長寿米シリーズは誕生しました。
長寿米シリーズのお米は、農薬を一切使用せず作られています。また、転作等もほとんどなく、無農薬米に向いた田んぼも限られているため、無農薬栽培に切り替えてからは、ほぼ同じところで作り続けています。
除草にはとても労力が必要で、米糠や大豆を利用した除草や除草機を利用した除草など、広くやればやるほど大きな人件費が必要になってきますが、安全と安心のためには欠かせない作業です。
吉田農園では、有機JAS認定は受けておりませんが、使用している肥料は有機JASに準ずる肥料のみ使用しております。有機肥料はお米の旨味に関係しており、より美味しいお米を作ることができます。化学肥料とは違い、施肥するタイミングや量など非常に難しい技術が必要になってきますが、吉田農園の圃場に合うより良い技術を確立できるよう日々研究を重ねています。
生育を良好にするため、また除草対策の一環としてEM菌という微生物資材を使用しています。EM菌とは、有用微生物群のことで、乳酸菌が主たる微生物となっています。その他にも、植物を育てるのに有用な様々な微生物が入っています。有機肥料はその状態では肥料とならず、微生物が分解してくれた時に初めて作物の肥料になります。田んぼの中の微生物が住みよい環境を作ることが非常に重要となってくる農法です。
長寿米シリーズのもう一つの特徴は「味」にもこだわっているところです。近年は有機JAS認定を受けているお米や自然栽培のお米など、手に入りやすくなりましたが、吉田農園では食味値を計測し、より美味しいお米をお届けしております。食味値とは、お米の中のタンパク質やアミロースの含有量等を調べ、100点満点で評価した値です。80点という数値は、一般の方が食べて7~8割の方がおいしいと感じる数値です。かの有名な魚沼産コシヒカリの平均値は85点との事ですが、吉田農園のお米も85点や90点を超えるお米もたくさんあります。
いくら良い食べ物といえど、毎日食べるごはんが不味くては健康で長生きが出来るとは思えません。おいしいからこそ得られる健康長寿だと思っています。
夢ごこち
夢ごこちをお召し上がりいただいたお客様からは、「今まで食べたことがない!」「本当に美味しかった!」「(お米がもったいなくて)カレーにしたら怒られた」など、多数賞賛のお声を頂いています。
普通のお米とは明らかに違うため、お米の鑑定士でなくとも一口食べればその違いがお分かり頂けると思います。
そんな夢ごこちを無農薬で作りました。
最高級のお米を、安全にお召し上がりいただきたいという思いから、無農薬での作付けに挑戦しています!
普段お召し上がり頂いているお米より少し水を抑えて炊くほうがより上手に炊けます。
にこまる
にこまるはよく「ヒノヒカリ」と比べられますが、ヒノヒカリより一回り大粒で、粒ぞろいが良く、炊き上がりのツヤが良いのが特徴です。また、程よい粘りもあり、とても良い食感を楽しめます。
まさにその名の通り「にこにこと笑顔がこぼれる丸々としたお米」。それがにこまるです!
コシヒカリ
無農薬米コシヒカリの中でも食味値80点以上の美味しいお米です。50年前の本物の味を追求しました!安全性のみを求めれば、有機JAS認定のものや自然農のものなど、現在では割と手に入りやすくなりましたが、吉田農園は安全性に加え「美味しさ」を求めました。
いくら安全でも不味いものを毎日食べる事に疑問があるからです。日々の食事を美味しく頂くからこそ健康を保つ事が出来ると思うからです。
準長寿米
準長寿米は食味値が低いため、お値段を下げさせて頂いておりますが、作り方は長寿米や夢ごこちと全く同じです。
より正確に言うと、長寿米や夢ごこちなどの無農薬米を作ろうと頑張った結果、食味値が低くなってしまったものを準長寿米とさせていただいています。
したがって、肥料やEM菌の施用回数など長寿米と全く同じ工程で作られています。
やはり、「味」を重視している吉田農園だからこそ無農薬米の中では破格ともいえるお値段でご提供が可能となっているのだと思います。
また、食味値が低いからと言って必ずしも「不味い」とは言えない場合もあります。旨味のもととなる「タンパク質」も存在しますが、その分量が多くても食味値は下がるからです。
しかし、現在はこの食味値を基準にすることが最もわかりやすい「美味しさ」の基準となるためやむなく表示された数値でのみ評価しています。